【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】
第28章 純黒の悪夢
安「反撃の方法は無いのかFBI!」
赤「あるにはあるが…
暗視スコープがおシャカに
なってしまって、使えるのは
予備で持っていた通常の
このスコープのみ…
これじゃあドデカい鉄の
闇夜のカラスは落とせんよ…」
『私も、暗視スコープを
ダメにしてしまったので
通常のスコープしかありません…』
と、サラッと話の流れに加わった
コ「姿が見えれば落とせるの?」
赤「ああ…」
コ「でも、どうやって?」
赤「ローターの結合部を狙えば恐らく…」
正面を向き合っていても
それは見えない
機体の姿勢を崩して
ローター周辺を照らすことが
できれば…
その時再び弾を
乱射する音が聞こえた
『車軸を爆破させて
この観覧車ごと
崩壊させるつもりですね』
安「まずい…車軸にはまだ
半分爆弾が残ってる…」
コ「クソォ…撃ってくる方向は
わかるのに…ローターが
どこにあるかわからない!」
安「大体の形がわかれば
いいんだよな?……よし!
…見逃すなよ!」
安室さんは赤井さんの
ライフルバックに詰めた爆弾を
思いっきり外に投げた
その瞬間ドオンッと物凄い音で
爆発して機体が揺れた
コ「見えた!」
即座にコナンくんは
ベルトからボールを出し
靴に手を添える
コ「いっけぇぇっ!」
ドガッとボールを蹴ると
バーンと花火が上がる
その瞬間私は
赤井さんの横に並びライフルを構えた
『援護します』
ローターの結合部に
照準を合わせる
赤・葵『「…堕ちろ…」』
トリガーを引いた
見事に命中して
ドオンッとヘリにダメージを与えた
だがすぐにまた
ヘリから弾が発射される
コ「クソォ!」
やばいこのままじゃ…
車軸が破壊され…た…?
ズズズっと地面が割れる
そのまま私はライフルを手放して
下へ落下した
後のことは3人が
何とかしてくれるだろう
頭を強く打って
気が遠くなっていく
意識を手放す前に
赤井さんが私の名前を
呼んだ気がした…
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