• テキストサイズ

【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第21章 看病※





赤「どうした?顔が赤いぞ」


赤井さんが額に
手を当ててくる


『赤井さんの手
ひんやりしてますね』


赤「…熱があるな」


『…え、あ…なるほど』


体が熱いのも怠いのも
熱があるからなのか…


『幼児化のせいかな…』


赤「そうかもしれん」


そう言って
赤井さんは私を抱き上げてきて
私の部屋に連れて行く


私をベッドの上に座らせると
クローゼットの中から
着替えを出してくれる


パジャマのボタンを
慣れた手つきで脱がせて
タオルで汗を
拭き取ってくれた


替えのパジャマに
着替えさせてくれて
だぼだぼの袖を
綺麗に折ってくれた


赤「大人しく寝てるんだぞ」


そう言って赤井さんは
部屋を出て行った


数分後
ビニール袋をぶら下げて
帰ってくる赤井さん


どうやらコンビニにでも
行っていたようだ


『赤井さん…その姿で
外出たんですか…?』


赤「あぁ」


そう言いながら
赤井さんは冷えピタを
貼ってくれた


『ダメじゃないですか…
誰かに見られたらどうするんですか』


赤「心配には及ばんよ
細心の注意を払ってきたからな
そんな事よりも
俺は葵が心配だ」


赤井さんは寝ている私の
隣に座って頬を撫でてくる


『…大丈夫ですよ
赤井さんの手ひんやりしてて
気持ち良いです…
もう少し…このまま』


赤井さんが居ることに
安心してそのまま
私は夢の中へ落ちていった















翌朝目が覚めると
赤井さんが隣で寝ていて
びっくりした


赤「…目が覚めたのか」


『赤井さん…ずっと側に
居てくれたんですか?』


赤「あぁ、体の具合はどうだ?」


『眠れたので少し
マシになった気がします』


そう言うと、赤井さんは
自分の額をコツンとくっつけて
私の体温を確かめる


赤「…まだ熱いな
何か食べれそうか?」


『…少しだけなら』


あまり食欲が無くても
ちゃんと食べて
栄養を取らないと
早く治らない


赤「待ってろ」


そう言いながら
頭にキスを落として
部屋を出て行った



.
/ 493ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp