• テキストサイズ

未完成なワルツ

第10章 ◎傘は差さないで



「へぇ……あ、これユキちゃんだ!」

「え?なんで知ってるの?」


昨日の結婚式の写真を見せると、
雅紀が隣に写るユキちゃんの名前を言った




「ほら、高校のときにさ?
に友達いんの?って聞いたらさ、
'ユキちゃんがいるもん!'ってさ(笑)」

「そんなこと言ったっけ(笑)
……綺麗でしょ、ユキ。昔から綺麗なの」





なんて言うと雅紀はニコッと私の方を向いて、






「このピンクの子の方がタイプだけどね
綺麗じゃん、この子」






そう指を差したのは私のこと



私ちょっとテンパってます。(笑)








/ 137ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp