第9章 ◎子供な大人の助言
綺麗なウェディングドレスを着てる友達の女の子と
タキシードを着てるスラッとした旦那さん
式を終えて披露宴が始まって、
スピーチとかが始まった。
「はい、シャンパン」
「あ、ありがとう」
ユキがピンク色のシャンパンが入ってる
グラスを私に持ってきてくれた。
「旦那さん、すごい友達いるんだね」
ユキが言ったその言葉に確かにと思った。
人がすごくいて、有名人なんかも
多い気がした。
〈それではここで新郎のご友人の方から
スピーチをしていただきたいと思います。〉
司会の女性の声で皆の視線は、
前のマイクスタンドの方に向いた。