• テキストサイズ

未完成なワルツ

第8章 ◎最悪なヤツ-雅紀side-




「んーで?なに……なんでそんな(笑)
そんなテンション低いのよ」


人の家に勝手に入って、
人の家のカップラーメンを食べてるニノ

しかも勝手にテンション低いとか、
俺べつに低くないもん。





「全部丸聞こえだからね?
で?なんかしでかした?」





「…………って言った」




自分でも聞き取れないくらいの、
すごい小さな声でそう言ったら、
案の定ニノは'は?'ってちょっと怒ってた。







「行かないでよって言ったの!
アイツのとこに行かないでよって!」






思わず大きな声が出て、
ニノはすごく驚いた顔をしたけど、
すぐにニコッと笑って、







「あなたにしたら頑張ったじゃん」







だってさ。


どういうこと?


/ 137ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp