• テキストサイズ

未完成なワルツ

第5章 ◎昔みたいに



「ていうかさ?は、
今の彼氏さんとはどこでいつ出会ったの?」


時間てきなやつを待ってる間、
雅紀がそんなことを聞いてきた。





「2年前、くらいかな……病院で……
彼、お医者さんなの。私が盲腸で入院して、
その時の執刀医だったんだよね」


「え?盲腸……だったの?」


「え、う、うん。
雅紀とは2年前くらいから会ってないもんね」




雅紀はそれを聞くと溜め息をついて、
テーブルにおでこをガンってぶつけた。







「ど、どうしたの?」


「あ"ーもうだってさ!
俺お見舞いとか行けなかったし!
幼なじみとして失格でしょ、これ!」


「え?あ、そういうこと、ね?」





び、びっくりした。
もしかしたら嫉妬?……とか思ったりしちゃった








「あ、もういいかな……ん、飲もっか」

「え、あ、うん」





/ 137ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp