• テキストサイズ

アイシールド21

第12章 好き?きらい?好き


練習試合後
帰り支度をしている中
ほかの部員は帰宅し、セナと2人になった時
セナに伝えてない事を思い出し


『あ!ごめんねセナ!今日私、妖一さんの家に行ってご飯作らないといけないから!!!先に帰ってて!』


「え!!!!?」

『お母さんには言ってあるから!セナも!暗くなる前に帰るんだよ?』

「え?ちょっと待って?姉ちゃんって…その」

『ん?』

「姉ちゃんって蛭魔さんと…付き合ってるの?」


『は???』

「いや、今日みんなと実は話してて!付き合ってるのかなーって!」

『付き合ってないよ?』

「だよね?(ほっ)」

『(私と妖一さんが?ないない!ない!)なんでそんな話になったの?』

「今日の試合で…その、蛭魔さんの手にキスしてたでしょ?後、蛭魔さん姉ちゃんに抱きついてたし……」

『あのキスはおまじないなの!アメリカに居た時スポーツ選手にガールフレンドがよくやってたから!』

「……姉ちゃんガールフレンドじゃないよね?」

『あ……///////と、とにかく!おまじないなの!』

「(姉ちゃん…気づいてないのかな?)例えば…蛭魔さんに彼女とかいたら…姉ちゃんどう思う?」

『妖一さんに?』

「うん」

『(妖一さんに彼女…嫌、居てもおかしくないよね?だって普通にカッコイイし…悪魔だけど!!!アメフトしてる姿とか凄くカッコいいし!……もしかして…姉崎さんが彼女とか?だから宣戦布告みたいな感じを受けたのかな?(ズキッ)だったら私結構なことしてる?…(ズキッ)妖一さんに彼女…)』

「姉ちゃん?」

『!!!えっと…』

「もし居たら…だよ?」


『えっと………あれ?』

「!!!ね、姉ちゃん!何も泣かなくても!ごめんね!変な事言ったから!」

『ちが、あれ?』

「姉ちゃん…もしかして、蛭魔さんの事…すき…とか」


『好き?私が?妖一さんを?』

「僕の言ったこと聞いてどう思った?」

『…ズキズキした』

「ゆっくり気持ちと向き合ってみるのも僕はいいと思うよ!(少し寂しいけど)」

『私が…妖一さんを…好き?』

「(こう言う事には凄く鈍感だもんね…良くアメリカ男児に食べられなかったよね…うん……)」
/ 50ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp