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アイシールド21

第9章 宣戦布告?


あれからケルベロス君とグラウンドへ向かうと

「SET!!!!HUT!HUT!」

『…凄っ…』

「走れ!!!糞猿!!!」

「「モンタ止めろー!!!」」

『テレビで見るのと全く迫力違う……』

「ガウッ!!」

『!!!ケルベロス君凄いね!アメフトって!』

「ガウッ!!」

『あ、モンタ君凄いジャンプ力!!!』

「キャーッチ…マーックス!!!!」

しばらくグラウンドで皆を眺めていると


「凪ちゃん?ちょっといいかしら?」

そう言って来たのは
マネージャーの姉崎まもりさんだった

『あ!姉崎さん!何ですか?』

「……単刀直入に言うわね?」

『????はい?』

「いきなり出てきて蛭魔君の専用マネージャーなんて……一体どう言うつもりなの?」

『いや…なりたくてなった訳では無いんですが…』

「…コレだけは覚えておいて…蛭魔は渡さないわよ…マネージャーのポジションもね」

『(もしかして…何か誤解されてる?)はあ…?…あの、何か誤解されてます?』

「蛭魔君を支えて隣に立つのは貴女じゃなくて私だから…よく覚えておいてね?(ニコッ)」

そう、怖い笑顔を見せながら
言い放った姉崎さん


『(怖いなー)勘違いからの…宣戦布告????されたの?』

「ガウッ!!!!」

『姉崎さんって妖一さんの事…もしかしたら彼女さんとか?(ズキッ)????(なんで落ち込むの!私!!!)姉崎さんと仲良くなれると思ったんだけどなー…ね?ケルベロス君…』

「ガウッ????」

そんな事を零しながら
ベンチへと足を運んだ
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