第5章 悪魔専用マネージャー
『あの……何処に行くんですか?』
「グラウンド」
『私…アメフトは出来ませんよ?』
「やるんじゃねえよ…見ろ…」
『みる?』
「3問目に答えられたら…ケケケッ…嫌…なんでもねえ…」
『????あの!主将さん!』
「……蛭魔妖一だ…」
『蛭魔さん?』
「………」
『蛭魔主将?』
「………………」
『(返事してくれないっ!!!)えっと…妖一さん?』
「なんだ」
『(返事した!!!!)妖一さんは…アメフト好きですか?』
「好きじゃなきゃやってねえよ……ケケケッ」
『…(じぃーー)』
「…????なんだ」
『(ニコッ)凄く好きなんですね…アメフト!!!』
「(調子狂う)ケッw……着いたぞ」
グラウンドについて目にしたものは
『凄い……』
そこにはさっきまでとはまるで違う
選手としての皆の姿があった