第5章 悪魔専用マネージャー
『失礼します…』
「適当に座れ…糞マネコーヒー2つな」
「だから!その呼び方辞めてって言ってるでしょ?!もう!」
そう言いながら手際よくコーヒーの用意をするマネージャーさん
「ケケケッ…お前糞チビの姉か」
『(糞チビ?セナの事?確かに小さいけど…(苦笑))いつも弟がお世話になってます』
「泥門に来るって事は…泥門生になるって事だよな?」
『そうなりますね!一応!』
「…………………ケケケッwww」
『???』
「凪…だったな?」
『はい?』
「俺専用のマネージャーになりやがれ」
ガシャン
『あの!マネージャーさん?大丈夫ですか?』
「ええ…大丈夫よ……」
「いいか?もう一度だけ言う…俺専用のマネージャーになりやがれって言うか…なるよな??小早川凪ちゃん?」
『(逆らってはいけないオーラが)専用…ですか?』
「専用だ」
『あの…専用って一体…』
「ケケケッwww!俺の手足になって働くんだよ!」
『それは…奴隷じゃ?』
「ちゃんとマネージャーだ」
『…………』
「返事はYESかハイだ」
『拒否権は……』
「ない」
『(悪魔だ!!!)アメフトの事とかよく分からないんですが…』
「……これ、明日までに覚えてこい」
目の前にはおびただしい量の本や資料が置かれた
『明日までに…???』
「出来るな?」
『……………ちょっと今見てもいいですか?』
「構わねえ」
『…(じぃーっ……パラパラパラパラ…)』
「……………」
『…………………………』
「……(まつ毛長ぇな…っつーか、早いな)」
それから2時間弱経過
『……覚えました……』
「!!!ケケケッ…嘘じゃねぇだろうな?」
『バッチリです!!!』
「じゃあ、俺の質問にちゃんと答えろよ?」
『のぞむところです!』
そうして、蛭魔vs凪のアメフト問題勝負が始まる