• テキストサイズ

【DNH企画】soaking wet【T&B】

第1章 Toy Joy【R18】


その後も繰り返し、バーナビーは私の顔を水に押し込んだ。

1回1回の時間は短くても、私が呼吸出来るチャンスはバーナビーに与えられる時間だけ……



ああ…………イッちゃいそう。



「ンッ……堪らないな。
 貴女、呼吸を止める度……
 僕をギュウギュウと締め付けて来る。
 ………分かりますか?」

「ハッ……ハア……
 ハッ…ン…ハア……ハァッ……」

今はバーナビーから与えられた酸素を取り込める時間。

私は小刻みな呼吸を続け、このチャンスを逃すまいと必死で肺に空気を送り込んだ。


「ふふ……
 とっても可愛いですね……有希さん。」

きっと今の私の顔はびしょ濡れで、苦しさに流れる涙も分からないだろう。

そんな私の後頭部を掴み、上向けた顔をウットリと見下ろして「可愛い」と宣うこの人は完全なパラフィリアだ。

そう、私がずっと探し求めていた………『運命の相手』


ねえ……もっと私を苦しめて。

もっともっと、私を支配して。

もっともっともっと……私を殺してしまいそうな程に。



「あ……あ……
 バ……ナビ…ィ……」

朦朧とする意識の中で、私を見下ろす怖い程に綺麗なグリーンアイをじっと見返す。

暫くの間お互いに無言で視線を絡ませた後、そのグリーンアイはフッと優しく細められ………


「………有希さんの、お望み通りに。」


バーナビーは再び、私の顔をゆっくりとプールに沈めた。
/ 41ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp