第1章 Toy Joy【R18】
2人で思いきり笑い合ってキスを交わす。
その内にバーナビーは自然な流れで私の身体を反転させて両手をプールサイドに着かせると、背後からまた固くなったペニスを押し付けて来た。
「ん……ここで?」
自分でも分かるくらいに私の顔は蕩けてる。
「ええ。
だって貴女………
こういうの、好きでしょう?」
耳元で甘く囁かれ、心臓がドクンッ…と跳ね上がった。
バーナビーは……気付いてる?
「一目見た時から分かりましたよ。
貴女は……こういうプレイがお好きなんだって。」
「ひッ……うう…」
私の許可も得ず、バーナビーは後ろからズブズブと挿入って来る。
バーナビーの両手でガッチリと固定された腰はピクリとも動かせず、その進行を唯々受け入れるしかなかった。
「ね……
名前……教えて下さい。」
名前?………私の名前……
「名前も知らない女性を激しく抱き尽くすのも興奮しますが、
でも僕は……もっと貴女を支配したい。」
『支配』
その言葉に、私は身体中を電流が走ったみたいに痺れさせる。
「………有希。」
「……素敵な名前ですね。
ねえ……有希さん。
もっともっと、僕を感じて。」
バーナビーのハイトーンボイスで呼ばれた自分の名前。
唯それだけなのに、どうしてこんなに昂ぶるの?
「有希さんの中は、まるで僕専用みたいだな。
僕の形にピッタリと吸い付いて来る。
有希さんは………
僕だけの玩具なんだ。」
「くうッ……」
私は堪らずビクッと背を反らす。
「でも……まだ足りないな。
有希さんだって、もっと僕を悦ばせたいでしょう?」
ああ………
もう私……バーナビーには逆らえない。