第3章 LOSER【R18】
「先にベッドで待ってて下さい。
僕も直ぐに行きますから。
ベッドルーム、分かりますよね?」
もう俺はバニーの言うままだ。
ここでも小さく頷いて、素っ裸のままでいそいそとベッドルームへ向かう。
今からベッドの上でバニーに何をされるんだろうって想像したら、イチモツがおっ勃っちまう自分も大概だよな。
静かにドアを開ける。
中は真っ暗だ。
その闇の中から聞こえてくる微かな物音に気付いた。
苦し気な息遣いと、くぐもった振動音?
部屋の中へ恐る恐る一歩足を踏み入れ、ドアの直ぐ脇に在ったスイッチに触れる。
そして煌々とした照明が照らし出したのは………
ベッドの上に転がる………
全裸の女性だったんだ。