イケメン戦国~天下人の妹になる気はないか~ 番外編
第1章 シンデレラ~戦国Ver~
幸「...なんか滅茶苦茶になってねーかこれ」
佐「仕方ない。もう諦めよう」
幸「おい、そー言えば雪月は何処行った?」
佐「あぁ、雪月ちゃんなら...」
『みっくん、やしゅ、おいしーね(お団子もぐもぐ)』
三「はい、流石政宗様の甘味ですね」
家「...甘い」
幸「...何やってるんだあいつら」
佐「ちょうどおやつの時間だったみたいだな」
幸「つか徳川の団子、何であんな真っ赤なんだ?」
佐「そして夕方。継父と兄達は城へ出掛ける前にシンデレラを呼び出しました」
玄「いいかい俺の天使。これから俺達は城へ行ってくるからいい子で留守番してるんだぞ」
『...ゆづき、いっちゃ、だめ、なの?』
謙「お前の安全の為だ」
秀「ごめんな、流石に危険過ぎるから」
政「お前の分の飯は作っといたから、しっかり食うんだぞ」
『...あい』
秀「三成、家康、雪月のこと頼んだぞ」
三「わかりました。お任せください」
家「...こいつと一緒とか、不安しか無いんだけど」
政「じゃ、行ってくるな」
『...いってやっしゃい』
佐「しょぼんとしているシンデレラに後ろ髪を引かれながらも、継父と兄達は三成ネズミと家康ネズミに彼女のことを任せ、王子を倒すべく城へ向かいました」
幸「おい佐助、お前も勝手に台本変えんな」
佐「幸村、何事も臨機応変が大事だ」
幸「もうまともにやる奴なんて居ないのか...登場してないのって後誰だ?」
佐「信長様、光秀さん、それから顕如さんだね」
幸「ぜってー軌道修正できねーってこれ」