イケメン戦国~天下人の妹になる気はないか~ 番外編
第1章 シンデレラ~戦国Ver~
幸「こうして三成ネズミと家康ネズミと留守番をすることになったシンデレラ。兄の一人が用意してくれた夕飯を食べ始めましたが、なかなか箸が進みません」
三「雪月様、どうされたのですか?」
『...おいしく、ない』
家「何言ってんの?何時もの政宗さんのご飯じゃん」
『...だって、みんな、いない......』
「「?!」」
『ひとり、は...ぃや、だぁ...,』
幸「おい雪月泣き出したぞって佐助?!何処行った?!」
『...ひっぐ、ふぇ...』
三「あぁ、泣かないで雪月様」
家「ちょっと、これどうすればいいの?てゆーか台本に無かったよねこんな展開?!」
顕「...どうかしたのか?子狐のお嬢ちゃん?」
『ふぇぇ、せんせぇ...』
家「...何でアンタがここにいるの?てゆーか出番まだ先じゃないの?」
顕「...あの忍が『俺は準備があるので後頼みます』と」
家「...何なのホント。意味わかんないんだけど」
三「家康様にもわからないことがあるのですね」
家「アンタは黙ってて」
顕「...語り部、これは進めていいのか?」
幸「俺もうわかんねーんで勝手に進めてくれ」
顕「(舞台裏で聞いてはいたがかなり適当だな)...では雪月、お前に一つ贈り物をしてやろう」
『ふぇ?』
顕「古い知人から預かってきた。これを着ていけ(衣装箱取り出し)」
家「古い知人って、それしn「黙秘させてもらう」」
三「では、私はお着替えのお手伝いを...」
佐「忍法、煙玉ましまし!」
ボッフン!
家「うわ、ちょ、何事?!」
三「今佐助殿の声がしましたが...」
幸「ゲッホ、ゴッホ...うぇ、佐助の奴、煙の量多すぎだろ。こっちまで来るとかどんだけだよ」
佐「済まない幸村、演出の都合上煙を多くしたんだ」
幸「多すぎだろ、ったく...」
顕「...雪月、大丈夫か?」
『けほっ、うん、だいじょーぶ...』
三「あれ?雪月様、いつの間にお着替えを...?」
家「...まさか、さっきの煙玉って」
顕「...演出にしては派手過ぎないか?」
家「春日山の連中ってまともなの居ない訳?」