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【BRM】太陽と鼠【裏】

第5章 紅



身体を綺麗にしてくれる要さんを見上げて、思わず言ってしまいそうになる。
この想いを。
「要さん…」
「なんだ」
「…っ」
でも、抑えなきゃ。
私なんて、釣り合うはずもないんだから。
「ご飯、何にしましょうか……」
今にも泣きそうで、名前を呼んでしまった言い訳を考える。
要さんは一瞬だけ、不思議そうに私を見てから、そうだな、と考えているようだ。
憧れの太陽は、きらきらと今日も私を照らす。
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