第3章 【R18/現パロ】お願い、捨てないで
そんなさゆりの淫れる姿はミケの心を更に追い詰める。
「み、けっ……ミケ……!」
さゆりが手を伸ばし、ミケの頬に触れた。
「ぅ、あ、ミケ……愛してる、よ。お願い、捨てないで……。ミケがいないと……私……ダメになっちゃう」
「は……!?っ、」
さゆりの身体が仰け反り、ベッドシーツにしがみつきながら、膣を収縮させて達した頃。
同じくミケもさゆりの中で果てていた。
「……さゆり、今……」
お互いに息もやっとの中、漸く目が合う。
「愛してるよ、って、ずっと言いたかったけど……重いかなって……」
「なんで……言う気になった」
「珍しくミケが……怒ってたから」
「……何だそれ」
ミケが身体を横たわらせると、さゆりがミケにぎゅっと抱き着いてきた。
「まだ疑惑は晴れていないからな」
「本当に友達と買い物行って……話してたんだってば……。リビング見たならもう何となく分かるでしょ?」
「リビング?見てないぞ」
「え!?そうなの!?」
ミケはさゆりに連れられてリビングに入る。
真っ暗な室内に明かりが灯され、眩しくて目を細めるが、すぐに見開いた。