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最愛 【黒子のバスケ】

第14章 黒須みさき16歳


信じてもらえなかった。


一人が馬乗りであたしの首にナイフを当てて、もう一人が手袋をはめ終わると、手袋をした方がナイフを受け取って、馬乗りの男が手袋をしてあたしのカットソーを破って下着も無理矢理引きちぎられた。


「…貧乳つまんな」

ゴム手袋をした手で掴まれてる手首がひりひりと痛んで、アナフィラキシーを起こす恐怖と羞恥心で涙がこぼれた。


指がくい込むほど強く掴まれた胸は痛くて
逃れようと体を捩って抵抗したけど、男の人の力に敵うはずもなかった。



「そんなに泣きわめいて最後まで体力もたないよー?」


「お願いやめて…こんなことしないで」


馬乗りだった男があたしから降りて、一気に脚を開かされて下着はナイフで簡単に切られた。


「やめて‼触らないで‼‼!お願い‼!…っやだ!!」

「暴れるなって言ってんだよ。ほら、刺されたくないだろ?」

「嫌っ‼ヤダヤダヤダヤダ‼」



脚をばたばたさせて抵抗するあたしの太ももに今度はナイフの先端が突き立てられた。



脚を無理に閉じれば刺さるかも知れないと思うと恐怖で動けなくて
抵抗できないあたしの脚は更に開かされた


見せ物にされて消えてしまいたいくらい恥ずかしかった
だけど、刺されたら本当に死ぬかもしれないと思うと怖くてたまらなかった



「チッ!全然濡れてねぇじゃん。こいつ不感症かよ。 でも処理済みとか結構遊んでんな」


アメリカではメジャーな脱毛も日本だとそう捉えられることをこの時初めて知った



誰にも晒したことのなかった場所を、押さえつけられて無理矢理開かされて…
卑下た笑いを浮かべたまま、見続けるその男が化け物に見えた

恐怖と羞恥に支配されて、涙が止まらないあたしを山本は楽しそうに眺め続けた




「勿体つけてないでさっさとやれ。どーせ大した女じゃねぇわ」


好きだと言っていた事なんて、何かの間違いなんじゃないかと思う程に、嘲笑いながら吐き捨てられた言葉


「ヤダヤダヤダ!!やめてっ!!!

お願いだからっ…お願いだからやめてっ…!お願い!!!」



泣き叫んで懇願するあたしに、脚を押さえつけてた男がうんざりしたように顔を歪ませた

「チッ…っるせーな…この程度の体で、ヤッてもらえるだけ感謝しろよ」




そして……

次の瞬間







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