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最愛 【黒子のバスケ】

第13章 未来を掴む


散々大騒ぎしてお風呂から出ると、脱衣所を出たところにある庭が見える縁側に黄瀬君と黒子君と青峰君と大我が浴衣で座ってた。


「あれ、大ちゃんたちお風呂だったんだね」

「みたいだね」

「男風呂どうだったんだろうね」


美緒がコンコンってガラスをノックすると4人が一斉に振り向いて大我がドアを開けてくれた。


「お風呂にいたんだね。外出て湯冷めしない?」

「あいつらちょっと逆上せ気味だから涼んでんだよ」

「え!?大丈夫?大我は?」

「俺は全然大丈夫」

言われてみればなんかみんな後ろ姿がいつもよりぐったりしてるように見えてあたしたちみたいにお風呂で盛り上がりすぎたんだと思った。

「涼太大丈夫?」

「ダイジョブ…ちょっと涼んだら中入るから美緒は冷えないようにね」

「テツ君具合悪い?」

「いえ…大丈夫です。ちょっと熱くなってしまっただけなので涼んだら戻ります。さつきは湯冷めしないようにしてくださいね」


「青峰君長風呂しすぎちゃった?」

「…だな。もう少し落ち着いたら中入っからお前は中にいろよ」



それぞれに声をかけて若干お疲れ気味の3人と大我をその場に置いて自分たちの部屋に戻るとありささんたちが戻って来ていて交代でお風呂に行った。


「お風呂すっごいよかったねー」

「人生初温泉と露天風呂はどうだった?」

「もう最高でした!全身にスチーム浴びて幸せだったー‼‼」



人生初の日本の温泉は本当に最高で病みつきになってしまいそうだった。
24時間お風呂に入れるって言ってたからあの露天風呂から星を見たい。


こんな素敵なお宿のプレオープンに誘ってもらえるなんてすっごく嬉しい





部屋に戻ってから、夕飯の前に男性陣にもお土産を渡したくてさつきと美緒に渡すのに付き合ってもらった


「ありがとう。使わせてもらうよ」って赤司さん

「これは俺の職業にはぴったりなのだよ」って真太郎

「これでお前がメシ作ってくれんの?」って大我

「美緒と飲むっス」って黄瀬君

「わーお菓子まだあるのーあんがとねー」って紫原さん

「本格的なイタリアンジェラートが頂けるなんてすごく嬉しいです」って黒子君



あれ?
青峰君どこ行っちゃったんだろ?
さっき大我に電話したらみんないるって言ってたのに


「大ちゃん知らない?」
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