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最愛 【黒子のバスケ】

第13章 未来を掴む


side 青峰


さつきのバカがみさきの胸の色がピンクだとか正義だとかバカでかい声で言ってるせいで、こっちの風呂に丸聞こえで、聞くつもりがなくても俺ら全員が漏れなく聞いた。

「みさきっち…ピ…」

「黙れ」


反復しようとする黄瀬を黙らせたはいいけど会話がねぇから女たちの会話が全部筒抜けになる。



“みさきはその細い腰がいいんじゃん。巨乳は似合ってない”

“腰なんてどうだっていいの‼あたしは巨乳がいい‼”

今度は進藤かよ…
マジで二人とも黙れ。

そしてみさきも巨乳がいいとか連呼するのをやめろ…


“さつきのプルプルの巨乳と美緒の長いその美脚をくれたらこの色素と腰あげるよ”

““え、じゃあ交換しよ!””


キャー
ばちゃばちゃ…

キャー 
キャー




“あっ‼ヤダっ腰くすぐったい”

“みさきだって美緒の脚噛みつこうとしたじゃん”

“さつきなんてみさきのおっぱい鷲掴みしたじゃん”



「青峰っち…落ち着いて」

「っせぇ!見んな‼つかテメーが落ち着け」

「黒子っ‼お前逆上せんなよ」

「はい。生理現象なのですぐに治まります」

女たちのバカっぽくてエロい会話で逆上せそうになって、風呂から出てぇのは山々だけどこんなんじゃ出るに出れねぇから、湯船のふちに座ってタオルで隠して3人でテント作ってマジでバカみてぇ

「てか、火神っちはみさきっちの聞いて平気なんスか!?」

「あー、あいつ色気はねぇし、俺があいつを好きなのって女としてとかじゃねぇから全然」

みさきに色気がねぇ訳ねーだろ。

「そうだったんすね。てか俺ちょっとみんなに聞きたいことあったんス」

「なんだよ」

「なんか俺使ってるゴムが合わないらしくて結構きついんス。色々使ったけどなんかしっくりくるのなくて、いいの知らないっスか?」

「あー?知んねぇ。ゴムなんて穴なきゃなんでもよかったから適当なの使ってたわ。サイズはアメリカのLとかならいけんじゃね」

「黄瀬君自慢ですか?マジむかつきます」

「黒子、重要なのはサイズじゃねぇ。どう使うかだ。バスケもそうだっただろ?お前はバスケ選手としちゃ小柄だったけど誰よりも活躍しただろ。それと同じだ」


は??火神バカじゃね?
バスケとSEX一緒にすんなよ



露天風呂は人をおかしくするって事がよくわかった
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