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最愛 【黒子のバスケ】

第13章 未来を掴む


今日無事にフィナーレを終えると時間が夕方でまだ早いから
一緒にお土産を買うのに付き合ってくれることになった。

『帰国したらその足で友達と旅行に行くんだけど、みんなすっごくお世話になってるからみんなに買っていきたいの』

『いいじゃない。ベイビーのそういう可愛いところが人としてすごく魅力的なのよね』

メイクを褒めてもらえるようになったのは最近だけどBOSSはいつでもあたしの人間性を褒めてくれてた。
可愛いわね、真面目ね、努力家ね、魅力的ねってあたしにはもったいないほどの褒め言葉をたくさん言ってくれる。
自己肯定感の低い承認欲求の塊の私を見抜いているみたいだけどBOSSから言われる言葉はすんなりと心に入ってくるからすごく心が洗われる。



いろんなお店を回ってそれぞれに使ってもらえそうなものを選んで購入する。

赤司さんにはベネチアンガラスのネクタイピン、真太郎には握って指先の刺激から安らぎを得られる変なボール、紫原さんはもちろんお菓子で黄瀬君は飾るだけでも絵になる細いワイン、黒子君はシェイクが大好きって聞いてたから常温で持ち帰れるイタリアンジェラート
大我は美味しいご飯作ってねってことでオリーブオイルとトリュフのセット

青峰君はこの間キャップにサインを書いてあげちゃったって聞いたから黒地で横に小さく同系色でブランドのロゴの入ったキャップを選んだ


『最近ダイキのゴシップ見ないけど…元気ならよかったわ(笑)』

『もう…女好きみたいに言わないで(笑)あたし彼から女性の話なんて一度も聞いたことない』

『あら…大事にされちゃって』

『違うの。あたしが恋愛に疎いってバレてるからそういう話にならないの』


BOSSってあたしをいじるときさつきとか美緒にそっくりな目してすっごく楽しそうに笑うんだから。


男性陣のお土産を全て購入した後はレルボラリオに移動して女性陣のお土産を購入する。

自然派の石鹸がたくさんあってパッケージもすっごく可愛いからお土産には最適。

それぞれの職業からイメージを伝えてそれぞれに合いそうな石鹸を選んで購入した。

包みが分からなくならないようにそれぞれのみんなのパートナーの色のリボンをかけてもらった。


『ベイビー、最後にちょっと付き合ってちょうだい』

あたしのお土産購入行脚が終わるとBOSSにそう言われて一緒に車に乗り込んだ
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