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最愛 【黒子のバスケ】

第13章 未来を掴む


side 青峰

ったく…どいつもこいつもみさきと俺の時間を邪魔しやがって。

お前ら好きな女に会おうと思やいつでも会えんだろ?
俺はそうじゃねぇから会える時にみさきをたっぷり味わっとくしかねぇからそうするっつってんのによ…

しかも軽井沢はみさきが落ち着いたら二人で行くつもりだったのに、なぜかこんなことになっちまうし。

まぁ会えねぇより全然いいけど


みさきからは仕事が順調だって連絡は毎日あるけど、電話はねぇし、それ以外のことも言ってこねぇから脚もすげぇ心配だし、俺を好きなのかどうかも疑問でしょうがねぇ


けど仕事で行ってんのに変な時間に連絡して邪魔したくねぇし脚のことを俺から話して思い出させんのもすげぇヤダし…
俺が日本にいたところでみさきが海外に行っちまってりゃ結局時差でまともに連絡なんて取れやしねぇ





大体の日程が決まったところで飯を用意してくれることになって全員で部屋にいるけどなんだよこの状況…


クッソ。紫原の野郎人の目の前でイチャイチャしやがって


「ディナークルーズ行けるよ~」

「えー?青峰さんみさきさんと行かないの?」

行きたくても色々あって行かれねぇんだよ‼‼

「みさきって誰~?」

「黒須さんのこと」

「あ、そーゆー名前なのー?」

はぁ!?さっき緑間にも聞いてただろ。全く、ほんとに菓子しか興味ねぇな。

「いつもなんて呼んでるの」

「峰ちんの彼女ちん」

…それいいな。まぁ彼女じゃねぇしなってくれるかも分かんねぇけど


「みさきさんっていうんだよ。覚えてね」

「も~メンドクサイなー……」

何がメンドクサイだ、ヒネリ潰すぞ。


さつきはテツとイチャこいてるし、赤司は嫁にキスしてる。
緑間は嫁と見つめ合って微笑んでんじゃねぇ。
手術失敗したらぶっ殺すぞ…



「お待たせしたっス‼」

うわっ…またうぜぇのが来た。


「涼太!お疲れさま」

「美緒~会いたかったっスー」


おもっくそハグしてやがって…



「青峰…相手いねぇの俺らだけじゃね?NBAって思った程モテねぇな……」

「一緒にすんな。俺の相手はみさきだ」

「付き合ってねぇじゃん」

「うっせ」

付き合いてぇに決まってんだろ。
顔見るたびに好きだって言っちまいそうなのどんだけ我慢してると思ってんだよ
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