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最愛 【黒子のバスケ】

第11章 NBA


午後になって辰也たちが帰ることになって空港までみんなでお見送りに行った。

「泊めてもらえて本当に助かったよ。大我も青峰君も怪我に気をつけて。また来るよ」

『本当にありがとう。いい週末だったわ』

『気を付けて帰れよ』

『またね』

ジェイクはお別れの時はいつも寂しいって思ってくれるのか少しだけふてくされてそっぽ向いちゃう

『ちび助、あんまりママを困らせるなよ。また遊ぼうぜ』

『ダイキ…ばいばい。今度は公園だよ…』

『約束だ』

青峰君に頭を撫でられるとべそをかきながらちゃんとばいばいして、ハグとキスをしてる

『ジェイク、お利口さんでいたら次に会う時はバースデープレゼント持ってくるから楽しみにしててね』

『キティだいすき』

『あたしも大好き』


それぞれにみんなとハグしてキスしてバイバイして、搭乗口に向かう3人を見えなくなるまで見送って空港を出た。


「お前らなんか行きたいとことかねーの?」

「「VS行きたーい!」」


セクシーなモデルさんが有名な下着屋さんで、さつきと美緒がすっごくお気に入りだから、アメリカに来たら行きたいって言ってたのは知ってたけど、そんなに行きたかったとは思わなかった。

日本にも上陸したけど、やっぱりこっちとは全然品揃えが違って美緒なんて下着マニアだから個人輸入してまで買ってる。

「それどこにあんの?」

「ウォータータワープレイスに入ってる」

「あんま長居できねぇけど行くか」

「「行く!」」
行くことが決まって2人はおお喜びで、スマホで美緒が保存してある画像を見て盛り上がってる。


「3人でお揃いしよー!」

「ちょっと本気で言ってる?!」

「当たり前じゃん!つけなくていいからシカゴの思い出でお揃いしよ?」

あ、それならいいかも。

「じゃあバスローブ希望」

「「却下!」」

こんなセクシーな二人とぺったんこのあたしが何が嬉しくてお揃いするの…
泣ける…


「てか、二人とも人の多いところ行って大丈夫なの?」

「大丈夫だろ。帽子もサングラスもあるし。話しかけられたら普通に対応すりゃ大丈夫だ」

「火神に全部任せるわ。俺はオフの時はファンサービスもオフだ」

「はぁ!?お前気乗りしなきゃ普段もファンサービスしねぇだろ。今日はお前もやるんだよ‼」


大我と青峰君ってほんと仲いいんだから
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