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最愛 【黒子のバスケ】

第11章 NBA


「な!そんなのあるわけないでしょ!?」

いくらそういう経験がなくたってメイクをしてればキスマークぐらい知ってる。
若いモデルさんのを隠したり、ドラマの現場ではメイクで作ったりする

「でもさっき青峰さんとイチャイチャしてたじゃん。ちょー至近距離で。胸にキスされたんじゃないの??」

「してない!!そんな事されてない!青峰くんはいつもあたしに意地悪して遊んでるだけなの。青峰くんがあたしにそんな事する訳ないじゃん」

青峰君にキスなんてされたらあたしどうなるんだろ…多分胸にされたら心臓止まる。貧乳だけど…
まぁでも一生されないからそんな心配無用。

「じゃあこれどうしたの??」

「ジェイクかなぁ」

「「え!?」」

「なんかちょっと前に卒乳したみたいなんだけど、口が寂しいのか吸い付いてくるの。さっきベッド寝かせたときに丁度胸に当たって吸ってたから多分それのせいかな。大我にもさっき付いてたし」

ジェイクを受け取った時大我に吸い付いてて大我の首の付け根にも跡が残ってた。

「なんだ。びっくりしたー」

「まぁみさきは鉄壁のガードでガッチガチだもんね。青峰さんとハグしてるってだけて奇跡」

「青峰くんはあたしをどこでも湯たんぽにしたがるの。あたしより寒がりだもん。てか、もうリビング行こ。キッチンちょっと寒い」


リビングに戻ると大我と青峰くんと辰也がいた。

「あれ?アンバーは??」

「もう寝たよ」

「珍し。いつも最後まで起きてるのに」

「疲れたんじゃねーの」

辰也と大我はいつも通りなのに青峰くんはなんか機嫌悪そうにムスッとしてる。

もしかしていちごの事で大我が怒りすぎたのかな??

「それより、みさき。すまないね、ジェイクが吸い付いたって??」

「あ、いいの気にしないで」

「跡になってる??」

「そうみたい。さつきに言われて気付いたけど全然服に隠れるし気にしないで。どっちかといえば大我の方が目立つよ?」

大我のは隠れない位置にあるからあたしのより全然目立つ

「俺のは薄いからすぐ消えんだろ。つか俺も疲れたしそろそろ寝るわ」

「「あたしもー」」

「じゃあ俺も寝ようかな」

大我に続いてみんながそれぞれの部屋に行ったけど青峰くんはソファに座って相変わらずムスッとしてる。
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