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最愛 【黒子のバスケ】

第11章 NBA


『ジェイク、風呂誰と入る?』

『キティ』

『それはダメだ』

大我が聞いたらあたしだって言うから、分かったよって言おうとしたのに何故か青峰くんが止めに入った。

『俺と入ろうぜ。キティは忙しいんだよ』

『キティのアワアワがいい!』

「青峰くん、もうご飯できてるしあたし入れちゃうから大丈夫だよ」

「お前帰ってきてからずっと動いてんだろ。ちょっと休めよ」

「でもジェイクにアワアワしようねってさっき約束しちゃったの」

「大変だろ。俺か火神が入れるから」

動いてるとはいえ美緒とさつきも一緒にやってくれてるから全然疲れないし楽しい。

「あ!じゃあ3人で入る?」

「はあ?!火神と風呂なんて絶対ぇヤダ」

「青峰バカすぎ。お前とジェイクとみさきで入りゃいいだろ」

「バカ言ってんじゃねーぞ!!!そんなんみさきが無理に決まってんだろ!!」

「え?なんで??全然無理じゃないよ。青峰くんがいいなら手伝ってくれたら助かる!」


「…俺はいーけど…お前マジでいいのか??」

「???うん。全然いいよ??」

「じゃあ大我悪いんだけど青峰くんの用意してあげて。あたしも用意してくるから」





お風呂の用意の為に自分の部屋に入った所でさつきと美緒に捕まった。

「みさき!大ちゃんとお風呂なんて正気なの?!」

「どうしたの?!色仕掛けしようとしてんじゃないよね?!」

この2人…何言ってるんだろ

「え?なに?何そんなに驚くの?一緒にお風呂入れたらマズい?」

「まずいに決まってるでしょ!!あのハートが大ちゃんに見られてもいいの?」

「ん?なんのハート?」

「みさきの体の真ん中のハートのことに決まってるでしょ!!」

「あの、なんで見られるの?青峰君とあたしは服着たままなんだから見えないに決まってるじゃん…」

「「え…??」」

「え?はい????」

アメリカでは両親であっても子供の許可なく一緒にお風呂に入ることは性的虐待と見なされるから、日本みたいに一緒に湯船には浸からない。

少なくお湯を張ったバスタブで遊ばせながら洗うっていうのが一般的


「だからあたしも青峰くんも服着て入るの」

「「なんだ、びっくりしたー」」

「あたしの方がびっくりしたよ。裸なんて見せる訳ないじゃん」
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