• テキストサイズ

最愛 【黒子のバスケ】

第11章 NBA


大人の食事を用意しながらチラチラダイニングを覗くと、青峰くんに見てもらいながらジェイクが楽しそうに食べてる。

『ほら、こぼしてるぞ』

『ダイキあつまれして!』

『しょーがねぇな』

青峰くんが大きな手で子供の小さな食器を持って残り少なくなったオムライスを集めてる

「そんなに気になるならダイニング行けば?」

「いいの」

「大ちゃんって実は子供好きなんだよ」

3人でダイニングにいる2人のことを話してると車が入ってくるのが窓から見えた。

「あ、大我だ!ちょっとセキュリティ解除してくるね」

いくら青峰くんがいるとはいえ、ジェイクがいるのにセキュリティをしないのは怖すぎる。


セキュリティを解除してガレージとの出入口を開けて待ってると大我が家に入ってきた

「おかえりー!おめでとう」

「ただいま。おぉ。ありがとな。ジェイクは?」

「青峰くんにご飯見てもらってる」

「青峰でいいのかよ笑」

「なんかすっごい懐いてる。先にシャワーするでしょ?」

「そうだな。もしお前大変ならジェイクは俺入れるけどどうする?」

「ジェイクに聞いてみる?」

「そうだな」

ダイニングに行くともうほぼ食べ終わっていて小さく切ったピーマンだけがチラホラ残ってる

『タイガ!』

『ただいま。いい子にしてたか?』

大我を見てすぐに椅子から降りて手を上げて抱っこをせがむジェイクを抱き上げて目尻を下げてジェイクの頬にキスをしてる

『ピーマン残すな』

『おなかいっぱい』

ピーマンが1番嫌いなのか、わざとお腹を膨らませてお腹パンパンだよってアピールするジェイクが可愛くて堪らない

『大我ちょっと疲れてるからキティのところにおいで。キティのお膝でピーマン食べたらいちご食べれるかもよ』

『いちごたべるー!!』

ちょっとずるいけどいちごで釣って膝の上でピーマンを食べさせると、いい子で食べてくれた。

『全部食べて偉いね。いちご食べる?』

『うん!』

キッチンからいちごを持ってきて3つあげると嬉しそうに食べ始めた。

『キティどーじょ』

『くれるの??ジェイク食べていいんだよ』

『どーじょ』

やだもう。可愛すぎ。

ジェイクからいちごを受け取って口に入れるとすっごく甘くて美味しかった。

『おいしいよ。ありがとう』


いちごって魔法の果物かも

/ 1719ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp