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最愛 【黒子のバスケ】

第11章 NBA


side火神

なぜだかここで連絡先を聞かなきゃいけない気がして連絡先を聞いた。

それからすぐにシーズンが始まってホームの時はたまに見に来てくれてたらしい。

いつも試合が終わってから『今日見に行ったわ。大活躍ね』ってメッセージをくれてた。

そして特に用事がなくても何となく連絡は取っていた。

どっちからともなく送って会話が途切れたら終わり。でもまたネタができればメッセージを送ってを繰り返していた。


けど最近全く連絡が来なくなった。
彼氏ができたんであればそれでいいけど、ハンナの性格ならそれはそれで言ってくるような気がしてたから連絡がないことが心配だった。

いつから来てないのかとメッセージをさかのぼれば最後の日付は1月26日。

俺が最後に送ったのは2月18日。
送ったメッセージに1通も返事がないことなんて初めてだったけど、そのうち来るんだろうと思っていた。

佐伯のこともあって、青峰とみさきのことに気を取られてて全然気づかなかったけど、もう連絡が取れなくなって2か月も経っていた。

こんなに連絡がなかったのは初めてでさすがに心配になる。

怒らせるようなことを言ったのかと思ったけど、最後に送ったのは遠征先で見つけたチョコには見えねぇ程凝った作りのチョコを見つけたから送るって内容だった。

いいバスローブを見つけたら贈り合うって言ってたから住所は知ってて、遠征先から送ってあった。

いつも何かを受け取ればすぐに『ありがとう』ってメッセージと感想をくれたのに今回は何もなかった。

取り敢えずみさきと連絡がとれていれば特に問題は無いと思って聞こうと思ってたのに、みさきは寝てるか青峰といるかで全然タイミングがねぇから聞くのが試合に出かける少し前になっちまった。


まぁみさきが連絡してくれんなら何かしら連絡は返ってくるだろうし、今は試合に集中してぇからとりあえず考えるのは終わりだ。


女だけで残していくのは心配で、練習から青峰が戻るのを待って家を出ることにした。
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