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最愛 【黒子のバスケ】

第11章 NBA


作った料理の盛り付けを3人で終わらせると、大我の車が戻ってくるのが見えたからガレージを開けてセキュリティを解除した

過保護な大我は、女だけ残してセキュリティかけないなんてあぶねーだろ!とか言ってセットして行った


「みさき!青峰さん帰ってきたね」

「そうだね」

必死で冷静を装ってるけどもうすぐ会えると思ったら嬉しくて頬が勝手に緩んでしまう

「ニヤけちゃって。大ちゃんに会えるのそんなに嬉しいの?お出迎え行けば?」

「今ご飯作ってるから行かれない」

「もう終わってる。おかえりダイキってするんでしょ?」

「言いません‼そんなこと一言も言ってません」

ギャーギャー騒ぐあたしのエプロンを美緒が勝手に解いて、3人で騒ぎながら広いリビングに移動した

「みさきは玄関に行きなさい!」

「ヤダ!それに大我はガレージから入ってくるの!」

広いリビングを走り回って逃げてると、ガレージの出入り口が開いて二人が入ってきた

「何やってんだお前ら」

走り回ってたあたしたちを見て大我が笑ってる

「おかえり。ちょっと運動会してたの!食前に運動すると減量できるでしょ?」

「お前、それ以上痩せるつもりかよ」

あ…青峰君…

笑ってる

久しぶりに見れる笑顔が嬉しくてついつい見とれていると…





「久しぶり」




あっという間に距離がなくなった




さっきまでのうるささはなくなって何も音が聞こえない
視界も青峰君でふさがれて何も見えない


だけど…鼻腔をくすぐるのは大好きな青峰君の匂い

死ぬほど恥ずかしい…

でもすっごく嬉しい





「オヒサシブリデス…」

「青峰!お前いきなり何やってんだよ!離れろ!みさき固まってんだろ」

「久しぶりに会ったから挨拶に決まってんだろ」

「大ちゃん離れて!みさきが窒息する」

「青峰さん…」

みんなが口々に何か言ってるのに全然離してくれない



「あの…食事できてマス」

「食う」

そう言って、あたしを解放してリビングから出て行った

放心状態で一歩も動けない

「……さき…い!おい!みさき!大丈夫か?!」

「…ん?」

「だから大丈夫か!?」

「へい…」

「“へい”って何時代よ」

「あ、これ見たことある。最初に大ちゃんと会った時もこうだった!」
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