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最愛 【黒子のバスケ】

第11章 NBA


「紫原と同じ高校だったからな。あいつのフェイクを見切るのは結構苦労した。てか、なんでみさきが知ってんだ?」

「ほら、前に可愛い子供がいるって言ったもう一人の幼馴染が辰也なの」

「そうだったんだな。2歳なら遊べそーじゃん」って楽しそうに笑ってる。

でっかい青峰君が小さいジェイクと遊んでるとこちょっと見たいかも。


大我がタツヤに連絡を入れて、明日は試合が終わったらみんなで大我のお家に泊まることになった。

辰也はすまなそうにしてたけど人数が多い方が楽しいよね。
それにジェイクに会えるなんてラッキー


「みさき、タツヤとアンバーがレストラン予約してるらしくて、今からキャンセルすると100%らしいんだよ。元々ホテルのシッターに預けるつもりだったけど、ホテルが取れねぇからシッターもいねぇし…」

「いいよ。あたし見るよ。食事の用意の時だけみんなで遊んであげてくれたらお風呂とねんねはあたしやるから」

「タツヤになんか奢ってもらえ」

「この間の相談料でいいや」

何相談したんだよって聞かれたけど教えない。
結局誤魔化せなくて試合見てたらばれちゃったしね…


「あ!みさき!あたしのベッドには寝れないよ」

「え!?なんで!?」

「夜テツ君とお話するから」

「あたしも無理だよ」

「なんで!?」

「あたしも涼太とスカイプするから」

「終わるまで邪魔しないから一緒に寝てよー…」

「「終わらないもん」」

なんで!?さっきはいいって言ったのに!

「じゃあ大我んとこ…」

「いや、俺の部屋にはタツヤが寝るだろ」

「じゃあリビングでいい…」

なんであたしのベッドがないことになっちゃったの?
今からホテル取る?
でもあんな怖そうなところにアンバーとジェイクを放り込めない。

リビングのソファも大きいし、掛けるものだけもらって暖房の温度あげて寝れば大丈夫だよね。

しかも明日だけだし。明後日にはまた大我の買ってくれた寝心地最高のベッドに戻れるもん。明日はリビングで寝よ。


「大我掛けるものある?あのブランケットともう1枚何か…」

「悪りぃ。ねぇわ」

ない?
なんでないの?
あるでしょ!?

「もう最悪…さつきと美緒の意地悪。大我も毛布くらい用意してよね‼ちょっとウインナー作ってくる‼」
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