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最愛 【黒子のバスケ】

第11章 NBA


「お風呂ちょー広い。これなら涼太も脚伸ばせそう」

「黄瀬君も背高いもんね」

「マンションのお風呂だとあたしはのびのびなんだけど、涼太はちょっと脚曲げてるんだよね」

やっぱり190近いと日本の造りはすこし小さいのかもしれない。
大我が自分のお家に入れた日本仕様のお風呂は特注だからめちゃくちゃでっかい。

黄瀬くんと大我は身長あんまり変わらないから、黄瀬君も色々大変そう。

「これくらい広かったら一緒でも広々入れていいよね」

「え!?お風呂一緒に入ってるの??」

お風呂前にすこし休んで、ご機嫌だけど酔ってはないさつきのまさかの発言に美緒よりも先に反応してしまった。


「「うん」」

二人ともそうなの?!
男の人とお風呂入るなんて考えたこともなかった。

「………」

「何そんなに驚いてるの?」

「え、お風呂だよ。お風呂は一人で入るんだよ?!洗ってるとことか見られるじゃん!」

あたしはお風呂はゆっくり入るけど、トリートメントとか結構真剣にやっちゃうし、浮腫ケアとかもけっこうやっちゃうからそれを見られると思うとめちゃくちゃ恥ずかしい気がする。

「そんな決まりないよー。洗ってもらえるし、一緒に入ると楽しいよ」

「そうそう。洗う時は一人で湯船だけ一緒とかでもいいしね。マンションだとちょっと狭いけど楽しいよ」

「…たのしい……??子供の頃は大我と入るの普通だったけど今は大我とも入るのヤダ」

「当たり前でしょ!火神さんは彼氏じゃないんだから一緒に入ったらマズいでしょ」

そうだよね。
やっぱそれはそうだよね。
誰とでも入るってことではないよね。

でも、彼氏だと一緒に入るものなの??
恋愛未経験でそういうの全然分からない。

「てか、昔は一緒にお風呂入ってたの?」

「うん。大我って怖がりだから、一人でお風呂入れなくていつも一緒にママに入れてもらってた」

「火神さんってなんか可愛いね」

大我は本当に怖がりでホラーも見れないしお化け屋敷みたいなのも絶対入れない。
小さい頃はトイレもお風呂も怖がってた。

夜一緒に寝てて、トイレについてきてって起こされたのは1度や2度じゃない。
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