第11章 NBA
さつきが電話を終えて戻ってきたからさっきの写真をもらって大我に送った。
(今ホテルで遊んでるの。明後日お迎えお願いします)
今日はリラックスしながら楽しむ女子会だからお部屋からは一歩も出ずに、食事もルームサービス。
「みさきエビばっかじゃん!」
「世界で一番エビが好きなの。エビなら全部好きだよ。小さいのも大きいのもなんでも好き」
「あたしはテツ君が一番スキー」
お酒が弱いさつきはほろ酔いで何を言っても全部黒子君に絡めてニマニマと幸せそうに笑ってる。
それぞれに好きな物を頼んでみんなでシェアするのって、ひとりで食べる時の何倍も美味しく感じる。
「あたし、ブッラータチーズ初めて食べた時あまりの美味しさに止まらなくなった」
「分かる。おかず系でもデザート系でも馴染むチーズって最高。ブッラータって神のチーズだと思ってる」
「あたしも食べたーい」
美緒が大好きなブッラータは生ハムとブラックペッパーを添えたものと、あたしも食べられるベリー系の果物とピンクペッパーを添えたものの2種類をオーダーした。
イタリアのチーズアワードで最高金賞を何度も受賞してるアルティジャーナのブッラータは、チーズに詳しくない私でも他のものとの違いがわかるほど濃厚な味わいで、ペッパーのスパイスと混じり合うと最高に美味しい。
結局最後に頼んだピザにもブッラータを載せて貰った。
お腹も満たされて、ちょこちょこつまみながらちびちび飲んでいたけれど、そろそろお風呂に入って寝る用意をしないと明日に響いてしまう。
3人でいると時間がものすごい早く感じる。
美緒がコンシェルジュに片付けを頼んでくれてる間にあたしはお風呂の用意。
さつきはまだほろ酔いだからお水を飲んでちょっと休憩。
バラのお風呂したいってみんなで話してたから、届けてもらったバラを湯船に全部入れると、一気にバスルームにバラの香りが広がった。
「ちょーいい匂い。美緒先どうぞ」
「え、みんなで入ろうよ。さつき心配だし」
「はいろー!!」
ほろ酔いニコニコのさつきがあたし達に腕を絡ませて先導するから、あたしも美緒も一緒にバスルームに入った。