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最愛 【黒子のバスケ】

第10章 wherever you are



「フォーシーズンズでみさきと何してたの?」

「はぁ?別に何もしてねーよ」

なんで今それ聞いてくんだよ…
こっちは死ぬほど我慢して理性保ってやっと落ち着いてきたとこだっつーの。

「みさきのご飯どうだった?」

「ちょっと!さつきっ!?何言ってんの?!」

みさきの焦ったような声が聞こえたけど、感想は正直に教えてやった。

「すげぇ旨かった。お前もみさきに教わった方がいいんじゃねぇの?」

「失礼な。お料理教室通うもん」

「ちょっともう返して」

みさきがさつきからスマホを取り上げようとしてるらしい。

わちゃわちゃ騒ぎながらスピーカーが切られても電話口でさつきが話し続けてる。


「護身術とオセロって何?」

「言わねーわ。つーかそのまんまだ」

「大ちゃん全然ダメじゃん」

そんなこと言われなくたって分かってるっつーんだよ!
焦ったってうまくいきっこねぇんだから、一緒に過ごして少しずつでも距離を縮めてくしかしょうがねぇだろ。

「っせーな。しゃーねぇだろ。他に好きな奴いんだからすぐにどうなるもんでもねぇんだよ。もうみさきに代われ」

「えーどうしよっかな。」

「さっさと代われ。俺と話してる暇があったらテツに連絡してろ」

俺はみさきの声が聞きてぇから電話に出たんだよ。
邪魔すんな。

俺の態度にブーブー文句を言いながらもやっとみさきに代わった。

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