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最愛 【黒子のバスケ】

第11章 NBA


悪魔二人に散々にからかわれてる。

「もう!早く用意しないと遅れちゃうんだからね‼」

「まだまだ全然時間あるよ。そんなに早く青峰さんに会いたいの?」

「違うの!忘れ物とかしたら見れないんだからね!」

「目とチケットがあれば大丈夫でしょ。目は付いてるしチケットはもうバッグに入ってるから忘れ物しないの」

「それより、大ちゃんと何話してたの?」

「普通の事!」

どこから見られてたかなんて分からないけど。多分ソファーで爪を整えたりしてたのは見られてないハズ…


あたしが二人にいじめられてると大我が起きてきた。

「はよー。朝から元気だな」

「かがみんおはよう」

「おはようございます」

「大我おはよ」ってあたしがハグしたらまた二人が大騒ぎする。


「あーみさきが浮気してるー」

「大ちゃんに言っちゃお」

「青峰君に言ったって別に何とも思わないよ!それに大我とは幼馴染なんだからハグしたっていいでしょ!」

「お前らいじめすぎ」って大我もげらげら笑ってる。

全然笑い事じゃないんだけど…


からかわれながらも朝食を用意してみんなで一緒に食べて出かける用意をそれぞれに始めた。


あたしは朝も絶対湯船に入りたいからメインバスを借りて湯船に浸かりながら仕事の連絡を少し返してからお風呂を出て自分の部屋で用意を始めた

軽くメイクをして髪を巻いてお揃いのトレーナーを着てあたしは黒のスキニーパンツとこの間笑われた子供用のムートン

体育館は選手に合わせて低めの温度設定だから観戦する側は防寒して行かないと結構寒い。

日本から持ってきたホッカイロも多めに持って準備完了。

さつきと美緒はショートパンツだけど冷えないようにタイツを履いて美脚を惜しげもなく披露してる。

トレーナーをオーバーサイズで買ったから二人ともぱっと見ショートパンツは履いてないようにしか見えない

さつきみたいな丸いお尻ならショートパンツもありだし美緒みたいな長い脚ならショートパンツ履きまくりますけど…
あたしはこの体系と同じ名前のスキニージーンズでいいの!って訳の分からない嫉妬をする。



「大我も用意できた?」

キッチンで蒸したチキンをつまみ食いしてる大我に声をかけると、あたしたちを見てまーたあのムカつく一言


「お前…マジで色気ないな…」



「色気で勝負してない!!!」
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