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最愛 【黒子のバスケ】

第11章 NBA


朝、自然と目が覚めて軽いストレッチで体を伸ばした

機内で快適に爆睡させてもらったおかげで時差ボケをほんとんど感じなくて、お風呂から出てあたしの部屋で美緒たちと話してたのにいつの間にか寝ちゃってた。

話してる最中に大我が一回部屋に来て青峰君は朝はパンがよくて6時に起きるって教えてくれたから寝坊しないように目覚ましをかけたけど今日はいらなかった

タイマーで作動した暖房で寒さは感じなかったからすぐにベッドを出てキッチンに向かった


11時に試合開始だから、食事はどんなに遅くても8時までには済ませないといけない。
間に合う様に朝食を作る為にキッチンに行ったけど、まだ早すぎたから出発前に攣ったところを温めながらタブレットでメイクを見て紅茶を飲んでリラックスタイム

作るって言っても青峰君にはすごく軽いものを少し作る程度
食べすぎはパフォーマンスに影響するから、低脂質のパンかおにぎり一つで、足りない分は補食してもらうからバナナとオレンジジュースを持ち出せるように用意した。

時計を見ると6時を回ってるのに青峰君が起きてこないから大丈夫か心配になって、起こした方がいいのか迷って一応部屋に行くことにした

ノックの直後に聞こえたちょっと面倒くさそうな返事

「あー?」

「あ、起きてるならいいの」

そうだよね
選手が寝坊なんて聞いたことないし、あんなにストイックな青峰君が寝てるわけがない。
もしかして試合のシミュレーションとかしてたなら邪魔しちゃったかも…

「…みさきか?」

「うん。ごめん」

ガチャリとドアが開いてトレーニングウエアの青峰君が出てきた。

「おはよ」

「おはよう。ごめん邪魔しちゃったね」

「いや?全然。もう行こうと思ってた。起きるの早いな」

「自然と目が覚めたの」

一緒にリビングに向かって歩きながらみんなを起こさないように小声で話す朝の感じ久しぶり

さつきたちがいたら絶対からかわれてる
昨日の夜だってとにかくあたしが鼻血出したことと青峰君が原因が分かってないって爆笑しながらいじられた。


水分補給だけしてランニングに出る青峰君を玄関まで見送った

「30分で戻る」

「気をつけてね。いってらっしゃい」



戻る時間に合わせてパンを半分にして軽くトーストしてからゆで卵を挟んで朝ご飯の用意は終わり。

白湯を用意して準備完了
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