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最愛 【黒子のバスケ】

第10章 wherever you are


「青峰を甘やかすなよ…なんかあったら俺でも青峰でもすぐ連絡しろよ」

「分かった。甘やかしてないもん。あたしが甘やかされすぎてるの」

「甘やかされすぎって…何したんだよ」

「特に何って訳じゃないけど終始甘やかされてる」

青峰君は本当にものすごくあたしを甘やかしてくれる。
朝から晩までずっと甘やかしてくれてる。
付き合ってないのにあんなに甘やかされてたら、もしこの先他の誰かと恋愛しようとした時に、青峰君ならこうしてくれたのに……とか思っちゃいそう。

そしてきっと私の出す結論は、やっぱり青峰君が好き。になる気がする。

まぁ多分青峰君を好きなうちは他の人と恋愛する気なんか起きないだろうし、青峰君より好きになれる人なんていないと思うから甘やかしてもらえる時間はきっとずっとあたしの中に残る思い出になるんだと思う。

「まぁ仲良くやってんならいいわ」

「仲良くはやってるけどそれはあたし恋愛対象外だからなの。だって今好きな人いるのにあたしといて勘違いされない?って聞いたら即答で問題ないって言われたんだよ?!」

「ははは!まぁそうだろうな」

大我までひどい…
ちょっとはなんか慰めの言葉をかけるとかしてくれてもいいのに。

もう今日はふて寝するからいい。
フォーシーズンズでも寝てたけどもう寝る。
明日からは馬車馬より忙しいんだから、もう寝てやる。

って不貞腐れてたけど、チケットのお礼はしておかないと。

「そういえば、フライトとチケットありがとう。明後日さつきたちに渡せるはずだから、そっち行ったらちゃんとお礼するね」

「いいって。それは俺たちからの日頃の感謝だ」

また青峰君と同じこと言ってる。ホント仲いい。

本人たちは口では頑なに否定するけど、二人はお互いを認めてるし、本人がいなければ素直に褒めてる。

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