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最愛 【黒子のバスケ】

第11章 NBA


チェックインをしてお部屋に入ると景色がすっごく綺麗でまた窓に張り付いた

「ちょー綺麗。夜景楽しみ」

「みさきってホント夜景好きだよね」

「マンハッタンの夜景ってどう?」

「冬のマンハッタンは本当に好き。雪とか降ると最高に綺麗だよ」

「ホテルどこがおすすめ?」

「あたし的に絶対ペニンシュラだけど、すべてを見下ろしたいならパークハイアットかフォーシーズンズ」

「大ちゃんといたのは?」

「なんで!?」

すぐあたしをからかうさつきにニタニタ笑って聞かれたけど、その直後にチャイムが鳴って荷物が運び込まれた。

あー助かった…神様ありがとう!


このお部屋を担当してくれるボーイさんに荷物を下してもらって、そのついでにアフタヌーンティーの案内をしてくれた

だけど今日はもうここから出るつもりはなくて部屋に運んで貰えるか聞くと、すんなりとOKをくれた


『ありがとう』

そう言っていつものようにチップを取り出して渡すと一瞬びっくりした後にこやかに笑ってくれた

『当ホテルではすべてお部屋代に含まれております』



あ、間違えた。
そっか、ここまだ日本だった…

「すみません。間違えました」

謝ってベルボーイを見送ると二人が大笑いしてる

「そんなに早く青峰さんに会いたいの?」

「違うよ!日本でホテルなんてほとんど泊まらないからちょっと間違えたの!」

「これ大ちゃんに話そ。“みさきが大ちゃんに会いたすぎて日本とアメリカごっちゃにしてた”って言っちゃお」

「ちょっとやめてよね‼てゆーかなんでも青峰君にしないで!」

この2人は事あるごとに青峰君を出してくる
結構無理矢理な時もあるけど、だいたい青峰君のことを考えてる時だから逃げられない。

事実、今だってNYで青峰君といたことを思い出してた。


「今回のアメリカは大ちゃんにメロメロの可愛いみさきを見るために行くようなもんなんだからなんでも大ちゃんにするよ」

「そうそう。試合も楽しみだけどみさきと青峰さんのイチャイチャも同じくらい楽しみ」

「イチャイチャなんてしないしメロメロじゃない‼もう青峰君と話さないから」

「「無理でしょ」」

またこの2人は…



からかわれて笑ってるうちにアフタヌーンティーが運ばれてきてみんなで食べて

夜までは時間があるけど、3人でいるとあっという間に時間は過ぎていく
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