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最愛 【黒子のバスケ】

第11章 NBA


「じゃあ…出発ね!!」

今日の宿泊先はヒルトン成田

いつもめちゃくちゃ仕事頑張ってるし、たまにはいいよねってことで今日は3人でロイヤルスイートに宿泊

朝はゆっくりできないから勿体ないかなって思ったけど、去年は予定が合わなくて3人の旅行に行けてなかったからその代わりってことで贅沢をすることにした。

「ちょー楽しみ!テツ君がみんなにってシャンパンくれたから一緒に飲もうね!」

「わー!黒子君ありがとう!」

「美緒!飲みすぎ厳禁だよ‼フライトでも飲めるから!二日酔いで飛行機乗ったらせっかくのファーストクラスが泣くからね‼」

外ではたくさん飲んだりしないけどお家で飲むと本領発揮する美緒はちょいちょい暴走する。
酔っぱらって“涼太に会いたい”ってべそかくのに黄瀬君のとこに連れて行こうとすると拒否される

よくわからないけど可愛いから許しちゃう。
いつもクールな美緒が「えーん…りょうたー」って変な泣き真似とかして、次の日はだいたい頭痛になってる

「ペントハウスよりは豪華じゃなくてもスイートはちょー楽しみ!」

「ペントハウスすっごいよかったけど広すぎて1人じゃどうしていいか分かんなかった」

「一人じゃないでしょ。大ちゃんといたんだから」

「まぁそうだけど…仕事の延長だし」

「仕事の延長でご飯作っちゃうの~?」

あ、またあたしをいじめるつもりだ…

「変なこと言ってると事故って行かれなくなっちゃうんだからね」

「事故ったら大ちゃんもかがみんも大乱調起こすんだからね」

「そうだよ。愛しのダーリンの為に安全運転でお願いします」

「ダーリンじゃないってば!」

「もー!意地張ってー」

「意地っ張りは可愛くないぞ」

「「それ美緒が言うの?!」」

みおが一番意地っ張りじゃん
あたしばっかり好きだと思われたら癪とか言って、黄瀬君の前で「好き」ってあんまり言わないようにしてる美緒にだけは意地っ張りなんて言われたくない

「あたしは意地張ってるんじゃなくて効果的な使い方をしてるの」

「えー?きーちゃんならいつ言っても効果ありそうだけどね」

「さつきは黒子君に好きって言わない日あるの?」

「ないよ!毎日言うし、毎日メッセージする!」

「さつきと美緒を足して2で割るといいかもね」



どうでもいい事で大笑いしながら、渋滞を抜けてホテルに到着した。
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