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最愛 【黒子のバスケ】

第10章 near &far


「ラウンジパスとか?」

まさかファーストクラスのチケットだなんて思ってもいない二人に中身を取り出して見せる。

「「……」」

「「キャーーーーーーーーー‼」」

「どうしたのこれ!?」

「ファーストクラスって書いてあるっ!」

「これ乗って行けるの!?なんで!?」

「なにこれドッキリ!?」

目を輝かせて飛び跳ねて興奮しまくる二人を見てるとあたしまで笑顔になる。

「あのね、これは黄瀬君と黒子君と青峰君と大我からのプレゼントなの。日頃の感謝っていって4人からあたしたちにプレゼントしてくれたの。ほんといい彼氏でよかったね」

「テツ君が出張から戻ったらお礼するっ」って今にも泣きそうなさつき

「涼太が明日仕事終わったらちゃんと会ってお礼しなきゃ」ってチケットを見つめる美緒

サプライズは大成功だよって後で青峰君と大我に連絡しておこう。

明日の仕事は黄瀬君と一緒だし黄瀬君にもお礼ができそう。
黒子君は会えないけどさつきからお礼を伝えてもらお。

彼女でもない私の分まで用意してくれたんだからお礼しなきゃね。

「大ちゃんとかがみんにもありがとうって言わなきゃ」

「青峰さんと火神さんに連絡取れる?」

「多分もう起きてるはずだから電話してみる?」

「「うん」」

二人の試合の予定を確認すると大我は夕方に試合で青峰君は今日は試合がないから先に大我からかけようってことになった。

練習中とかで邪魔したら悪いから先にメッセージを送って電話していいか聞いてみる


(ちょっと電話したいんだけど大丈夫?試合終わってからのほうがよければそうする。急いでるわけじゃないから大我のいいとき教えて)


返信を待つ間もチケットを眺めてニコニコと嬉しそうな二人はスマホ片手に画面をタッチしてる。

多分チケットのお礼を送ってるんだよね

二人の嬉しそうな顔が可愛すぎて写真を撮りたくなった。

「ねぇねぇ。ちょっとこっち向いて。写真撮りたい」

「なら3人で撮ろ!」

「みさきもチケット持って!」

なんか嬉しい。
当たり前のように一緒に撮ろうって言ってくれる二人。
アメリカでも普通に友達はいたけどこんな風に全てをさらけ出せる友達はいなかった。

美緒、あたし、さつきの順番に並んで一番手の長い美緒が撮ってくれる

「いい感じ!送るね」

スマホが光って新しいスマホに1枚目の写真が入った
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