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最愛 【黒子のバスケ】

第10章 wherever you are



今日のフライトで日本を発つみさきを起こすと言って昨日電話を切っていたから日本が朝になるのを待って電話をかけた。

寝起きのみさきの声はマジで可愛い。いつもより少しだけかすれてて鼻にかかるような甘えたような声で俺の名前を呼ぶ。

その声が早く聞きたくて約束の時間より5分だけ早くコールを鳴らす。
3回、4回とコールが鳴って国際電話独特の“ブツリ”という音の後に少し間を置いて想像通りのみさきの声が聞こえてくる。




「……はぁ……」

おはようの後に聞こえた深いため息が異様な程脳に響く。

ただの寝起きだし、普通のため息がこんなに可愛くてエロいと思うなんてもはや俺は童貞と同レベ。





みさきが話すだけでいちいち反応する体を鎮めるために一呼吸おいて何とか冷静を保った。

飛行機に乗り遅れるっつっても眠いっつーみさきは相当仕事がハードだったんだろうな…

可哀想だけどここで起こしとかなきゃ飛行機に乗り損ねると思ってみさきの意識がちゃんと覚醒するまで話を続けた。

男みたいだとは言ったけどそれは考え方の話で、みさき自身はめちゃくちゃ女らしい。

俺好みの顔と綺麗な目と髪、華奢で小柄だけどきちんと引き締まって綺麗でいようって努力が伝わってくる。
人一倍努力して好きなことを仕事にしていい顔してるみさきはめちゃくちゃ魅力的だ


俺もお前に会って癒されてーよ。
みさきといると心の底からリラックスできる。
理性とは戦わされるけど、なぜか満たされてずっと一緒にいてぇって思える。


みさきの仕事のスケジュールと俺の試合のスケジュールを考えても今回は多分会えねぇ。

相当無理をすれば会えねぇことはねぇけど、みさきにも無理させちまうし今回は諦めるしかねぇか…

俺だけが調整すれば会えんならどんなことをしても会いに行くけど、みさきまで付き合わせる訳にいかねぇし今回はしょうがねぇ。
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