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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


ライアンに言われて気付いた。

俺は構わねぇけどみさきはそうじゃねぇよな……
慎重に行動するに越したことはねぇ。

スパは2時間つってたし、まだ時間はあるからアレックスに連絡を入れるとアレックスがネロを呼んでくれた。

『ネロ。元気か?20日の深夜に戻るから21日に迎えに行く』

『そうか。みさきは元気か?』

『あぁ。元気だ。ずっとカウチでごろごろしてっけど』

『昔からインドア派だからな。今いないのか?』

『スパ行ってる』

『そうか。いつもはマッサージする側だからたまにはしてもらう側になりたいだろうな』

アレックスはみさきをよく知ってるのか、ネロを撫でながらネロにもみさきのことを話してくれてた。

首傾げたり、聞いてるような顔したり、その話はつまんねぇって顔したり、どんな表情も可愛くて画面に映るネロを指で撫でた。

すげぇ可愛い。
みさきとネロはなにしてても可愛い

みさきと仲良くなれたらいいんだけどな……

すぐじゃなくていい。
ネロの警戒を和らげられて、ネロとみさきどっちも嫌な思いをしない方法で徐々にでも仲良くなってくれたらすげー嬉しい。

ネロが俺のところに来てから、ネロと俺の世界に別の存在がいたらいいなんて一度も思ったことはなかった。

けどネロもみさきもどっちもすげー好きで、どっちも俺の人生の中にいて欲しい。


男は勝手だとか言われるけど、多分俺はその男の中でも勝手さは群を抜いてる。

欲しいものは手に入れねぇと気がすまねえ。
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