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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


運動することにしたからヨガウェアとパーカーを持って一緒にジムに行って、この間と同じように一緒にストレッチして一緒に走った。


青峰君すっごい速いんだけど…

「ちゃんと水分取れよ」

「うんっ……でも走るのちょっともう限界っ」

ランニングマシンを止めてヨガと体幹トレーニングの為にマットに移動してボールを使ってトレーニングを始めた。

背面側の筋肉に集中しながらヨガをして、普段は伸ばせてない筋や筋肉をストレッチして全身を伸ばしていく。



一通りのポーズをすると結構疲れるからボールに座って青峰君を見てたらランニングマシンを止めてこっちに来てくれた。

「疲れたか?」

「うん。ちょっと」

「夕方には出るし部屋戻るか?」

「青峰君これじゃ運動足りないでしょ?」

「あと30分くらいいいか?」

「うん。あたしももうちょっとやる」

「無理すんなよ」

青峰くんがマシンに戻ったから、この間調べた巨乳になれるトレーニングをはじめた。


.....

何これ、キツすぎ。
巨乳ってこんなに大変な思いしないとなれないの?
やっぱり貧乳のままでも...いや、まだ諦めるのは早い
大我に“色気で勝負してない”って言ったら“負け戦はしねぇってことか”って言われたのを思い出してムカついてきた。

絶対巨乳になる!お色気ムンムンになる!

とりあえずキツすぎないのからやろ。
マットに仰向けに寝っ転がってエクササイズボールの小さいのを押しつぶす。

確かに胸には効いてるけど、これじゃカチカチになりそう...

胸は脂肪の塊なわけでしょ?どうすればいいの?
座り込んで考えてたら青峰くんに話しかけられてびっくりした

「お前、胸触って何やってんだ?もう30分経ったぞ」

げ……見られた!しかも胸のこと考えてたせいで触ってたらしい。

「え、もう?」
胸のことには触れない

「戻るぞ」

着替えて部屋に戻ってシャワーを済ませると青峰君がこっち見てなんか笑ってる。

「なに?なんか変?」

「さっき何やってたんだ?」

「さっきって?」

「とぼけんなって。自分の胸なんか触ってどうしたんだよ」

「ちょっと心臓が痛くて…」

「じゃぁ医者に見せねぇとダメじゃねぇ?」

「いや、肋間神経痛だから大丈夫」

「ははは!!お前面白すぎだ。風呂入ってくる」って大笑いしてお風呂に行っちゃった
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