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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


寝る準備を整えたみさきを寝室に連れて行って寝かせた。

「おやすみ」

「ん、青峰君は……?」

いや、寝るけど…すぐには無理だ。
そんなエロい顔したお前といて、一緒に寝て抑えられなくなったら全て終わりだ。

「シャワー浴びたら寝るから、先寝てろ」

「…うん」

そんな寂しそうに言うなよ……
頼むから勘弁してくれ

一緒にいてぇけど、さすがに今は自信ねぇ。

「すぐ来る」

頭を撫でて寝室を出て大きく息を吐いた

はぁー……
2杯目は止めとくべきだったな。

風呂行くか…


もう風呂に入ったら恒例行事みたいなもんだ。それでも今日は1回では飽き足らず2度目を吐き出した。

今日マジでなんなんだよ。あのいつもと違う匂いのせいか?酒のせいか?

冷たいシャワーで体を冷やしてから部屋に戻って炭酸水を一気に流し込んだ



なのに全然鎮まらねぇ。

クソッ
なんだよこれ。もう一回風呂に行く羽目になりそうだ。

部屋をうろうろしたりスマホをいじったりしても一向に収まらなくて諦めてまた風呂にはいった。

3回目を済ませてやっと落ち着いてきた体をカウチに預けて残りの炭酸水を飲み干した。


ベッドルームに行くとみさきはすっかり眠ってて、起こさないようにベッドに入り込んだ。

本心では今すぐに抱きしめたいけど今触ったらヤバイ気がして、しばらく横にいるだけにした。




寝返りをしたみさきが俺の胸に顔を埋めてきたのをきっかけに昨日と同じように抱きしめて寝ることにした。

小さくても抱きしめるとぴったり沿って元々一つだったような何とも言えないしっくり感。

高めの鼻をそっと撫でるとピクリとするけど目は閉じられたままだった。

頭にキスをして俺も目を閉じる。

多分今日は寝付けねぇけど、なんとか我慢しきった自分を褒めてやれそうではある。





朝方近くに寝付いたせいか起きたら10時だったけど今日は黒須が俺の腕の中で目を開けてる。

「あ、起きた?」

「あぁ。おはよ」

「おはよう。今日何する?」

「お前がしたいこと」

「じゃぁジム行って運動しながら考えよ」


最高。すげぇいい
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