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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


ライアンに言われて気付いた。

俺は構わねぇけどみさきはそうじゃねぇよな……慎重に行動するに越したことはねぇ。

2時間つってたしまだ時間はあるからアレックスに連絡を入れた

スカイプを繋ぐとアレックスがネロを呼んでくれた。

『ネロ。元気か?20日の深夜に戻るから21日に迎えに行く』

『そうか。みさきは元気か?』

『あぁ。元気だ。ずっとカウチでごろごろしてっけど』

『昔からみさきはインドア派だからな。今いないのか?』

『スパ行ってる』

しばらくアレックスと話して画面に映るネロを指で撫でた。

すげぇ可愛い。



みさきと仲良くなってくんねぇかな…

アレックスがそろそろネロの散歩に出るっつーからスカイプを終わらせてスパに連絡を入れた。

『今そこにいる黒須みさきだけど終わったら迎えに行くから出さないでくれ』

『青峰様ですね』

『あぁ。そうだ』

『かしこまりました。終わりましたらご連絡します』

『頼む』


特にすることもねぇから前にさつきから送られてきたみさきの写真を見てたら、可愛い顔して頬を押さえてスマホを見てるのがあったから、何を見てんの気になるな…とか思ってたらすげータイミングでさつきから電話がきた。

邪魔すんなよ…

「なんだよ」

そっち早朝だろーが。

「あ、だいちゃーん?みさきとまだ一緒?」

「今いねぇ」

「そっか。あのね、みさきはねぇいつも小さめのアクセサリーするんだよ。ゴールドの方が好きだって言ってたよー!」

「はぁ?」

「えー、アクセサリープレゼントするんでしょ?」

黄瀬…殺す

「うるせーな。教えねーよ」

「みさきはちょー鈍感だからがんばってねん」

「知ってる」

「てか、なんでみさきと一緒じゃないの?」

「今スパ行ってんだよ。そろそろ終わるはずだからもう切んぞ。テツにたまにはこっち来いって言っとけ」

「はいはーい。あ、みさきに変なことしないでよ!」

「しねーよ‼」

ったくさつきのヤツ……人の気も知らねーで。

つーか、黄瀬!!!!言うなっつっただろ!
次会ったらぶっ殺す。




さつきとの電話を切ると、丁度部屋の電話が鳴った

『はい』

『スパですが、お手入れが終わりましたのでお引止めしております』

『すぐ行く』

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