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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


side火神

けど…



イメージの絵を見せられて速攻で拒否した

そんなとこまで下げたら見えちまうだろーが‼


俺の知る限りじゃそういう経験のねぇみさきが仕事とはいえあんなもん見ちまったら新たなトラウマを植え付けそうだし、俺だって見られたくねぇ


好きな女に見られるとかなんの嫌がらせだよ…


みさきも同じことを思ったせいか電話で軽く打ち合わせてへそ下5㎝で話がまとまったところにエージェントから電話がきた


『パトリックに連絡したら最初は疑われて切られたけどすぐに電話が来てみさきのままでいけるそうだ』

『そうか。当たり前だ。頼むからあいつを暴走させないでくれ。仕事としてやる以上いいものにしたいしトラブルは避けてぇから頼むわ』




結局再度ミーティングに集められて明日の打ち合わせをしてから部屋に戻ろうとしたらジェシカじゃねぇ女に呼び止められた



『ねぇ。ちょっと打ち合わせさせてほしいの』


なんだよ…
こいつまで面倒なこと言うのやめてくれよ


いい加減にして欲しいと思いながらも本当に仕事の話ならと思って足を止めた。

みさきもまだ打ち合わせしてるし…話は聞いとくか…


『なんだよ?』

『そんなに警戒しないで。あたしハンナ。ちょっと話したいんだけど大きな声では言えないからちょっとこっち来て』

部屋から出るってことはねぇしエージェントも打ち合わせ中だったから言われるままについて行くと少し人目を避けるようにして隅の資料が置かれたデスクの近くに連れていかれた

『なんだよ』

『ミサキと付き合ってるの?』

『は?関係ねぇだろ』


別に攻撃的な感じで聞かれた訳じゃねぇけど仕事で来てんのに不快な質問ではあった


『確かに、細かい関係はどうでもいいけど…ジェシカには気を付けて。彼女、何をしてくるか分からないわよ』




『どういう意味だ』

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