• テキストサイズ

最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


部屋に入ると既に一部の人は来ていて先にどんな感じにしていく予定なのか一応の予定を確認させてもらった

1つは日中のビーチ撮影

2つ目は夕方の室内撮影

3つ目はCMの撮影風景を切り取ってCMにするっていうもので、あたしも初めての経験になる。

3つ目のCMであたしも顔を出すかと聞かれたから丁重にお断りした



まだ全員そろってないけど時間も少ないことだし、いる人だけで打ち合わせを始めると、パラパラと人が増えて一番最後に企画した人が来て全員が揃った。


そして、その場にいる他の人達には目もくれず、一直線に大我に向かって、突然熱烈なハグをした。


『受けてくれて本当にありがとう!ジェシカよ』

『……こちらこそ熱心にオファーしてもらったみたいで。火神大我だ』


なんか大我の機嫌がちょっと悪い気がする…
まぁさっきのハグはいきなりすぎるし、挨拶にしてはかなり強烈だったから引いてるのかもしれない。



だけど、とりあえずどんな感じにするか確認して仕事を進めないと



『自然な筋肉のラインにするか、本当にしっかり作り込むかでメイクにかかる時間が変わるので具体的なイメージを教えてください』

『んー…そうね。細かいことはあっちのスタッフ達と話してもらえるかしら?あたしはタイガとちょっと打ち合わせしたいから』




え…?

行っちゃうの⁉


企画のトップなんだから打ち合わせにいてくれないと困るのに…


さすがにこんなこと今までになくて呆気に取られてしまった。






けど、ここで仕事を止める訳にいかない



我に返ってここにいる人たちで具体的なイメージを聞いてる人がいないか探すことにした
/ 1753ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp