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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


15日からペニンシュラに泊まるっていう青峰君と今度こそちゃんとディナーに行こうって話して電話を切った。



会えるの…楽しみだなぁ



けどその前にもう1件お仕事


昨日きてた大我のエージェントからの詳細を確認して明日の飛行機の時間を連絡すると、空港まで迎えに来るから空港から出ないように言われた。


ホント…過保護

アメリカでタクシー乗るって言うと大我はすっごく心配する

だからあたしも極力乗らないようにはしてるけど、完全に乗らないっていうのはさすがにできない


流しのタクシーは夜は絶対乗らないけど昼間は必要があれば乗る





明日は午後一のフライトだからそんなに忙しくはないけど早めに寝よ


でもその前に大我に連絡入れなきゃ

(ねぇ、上半身の写真送って)

(は?)

いつもメッセージの一番上が大我かさつきか美緒だったから何の気なしに送ったけど青峰君に送っちゃったらしい


緊張状態が続いたから少し疲れてて間違えた


(間違えた!違う。いらない)

(いらないってなんだよ)

(間違えちゃったの。大我のが欲しかったの)




気を取り直して大我に送りなおすとすぐに来たから期待して開いたのに……


(そんなんねーよ)

(加工してなければ何でもいいから)


そして送られてきたのは高校時代の大我…

(ねぇ古すぎ)

そんな今と全く違う体系なの意味ないでしょうが…

あたしの要望の趣旨を全く理解してないのか、文句を付けたら今度は見覚えのあるのが送られてきた



(ほんとにこれしかねぇ)

あの雑誌のじゃん…
なんで持ってるんだろ

しかも加工してあるでしょ…

もーふざけないでよね

(カメラあるんだから撮ってよ)

(うち鏡ねーから無理。明日送る)

(なるはやで正面と横で、背中も撮影あるなら背中もお願い)

(分かった)


写真は手に入らないし誤爆するし…


でももう眠いから寝る‼
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