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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


この部屋を出る時間まであと30分ちょっと






あの最高のスプリングのマットレスにもう一回だけ寝っ転がりたい

お行儀は悪いけど飛び乗りたい





青峰君がトイレに行った隙にやろうと虎視眈々と機会を狙ってそろそろ1時間になる







頭の中で飛び乗るフォームを想像してはベッドを見てしまう






そして…











ついにその時がきた



隣にいた青峰君が立ちあがってトイレの方に向かったのを見てあたしも立ち上がった









「じゃーーーーんぷ‼‼‼‼」



あたしの飛び乗った勢いでスプリングが弾んでフカフカのお布団に体が包まれる


「はぁ…最高…」



うつ伏せの体をゴロンと戻してあおむけになって天井の模様を眺めてた




















「何やってんだお前?子供かよ」


え…?


見られた…

誰かなんか言って

トイレ早すぎじゃん…

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