• テキストサイズ

最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


side 青峰


黒須の反応は想像以上だった



可愛すぎ。

逃げようとしてるのがバレバレですかさず腰を捕まえてソファに引き戻して隣にぴったりくっついた



すげーいい匂い



こいつはいちいち理性を乱してくれるから仕返ししねぇと気が済まねぇ。




なんで俺ばっか追い詰められてんだよ




捕まえてても逃げようとする黒須をがっちり捕まえて雑誌を見せると焦ったようにペラペラまくし立てて火神のとこしか見てねぇってことをすげぇ強調してくる


しかも聞いてもねぇのに俺のとこは見てねぇって何度も言うとこが胡散臭すぎて笑いそうだった


絶対ぇ見ただろ


別に見たからって何とも思わねぇのに、めちゃくちゃ焦ってんのがすげぇ可愛いからさらに追い込んだら口を滑らせた



やっぱ読んでんじゃねーかよ


それでも必死に誤魔化そうとして早口で色々喋って話題を逸らそうとしてる

「違うの‼さつきに聞いたの‼引退しちゃったけど堀内マコさんはすごく巨乳だったよね。けど佐藤りえこさんも凄いんだよ‼‼」

「堀北マイだ。堀内マコは巨乳じゃねぇし現役だ。しかも佐藤りえこじゃなくて佐藤りえかだ。読んだんだろ?」




「………読んで…ないもん…」




これで誤魔化せてるって思う黒須がすげぇ面白れぇ。


しかも芸能人と仕事してんのにことごとく間違っててすっげぇウケる


まぁ黒須はアイドル系をやることがねぇって黄瀬が言ってたから畑違いなのかもしれねぇけど全部間違えてんのはヤベェだろ




何度聞いても見たことを認めねぇ黒須の目がウルウルになって俺を見てくるから可愛すぎてこっちがギブ


この目はズリィだろ…


なんでそんなウルウルさせてくんだよ

/ 1719ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp