第24章 ヴェラザノ・ナローズ・ブリッジ
ほんと可愛い女。
鼻血も背が縮むも嘘に決まってんだろ?
別に俺のを食えって意味じゃねぇけど、動物のとはいえそんなもん食われんのは嫌なんだよ。
みさきは男の体もただの被写体だって言うぐれぇだから、アレをただの食材だと思ってんだろうけど、俺からすりゃあれは俺以外のオスのちんこ。
それ以外の何物でもねぇ。あれはちんこだ。
もう絶対ぇ食わせねぇ
うまいとかマズいとかじゃなくて、みさきの可愛い口にあんなもんが入るのはマジで勘弁してほしい。
俺はみさきを抱きてぇし悦くしてぇって思うけど、みさきにフェラして欲しいとかは全く思わねぇ
火神が言ったように、好きな女がそうやってくれたら多分すげぇ嬉しいとは思うけど、そうなりゃ必然的に見ることになって怖がらせちまいそうで心配になる。
いつになるか分からねぇけど、もしみさきが俺に抱かれてぇって思ってくれるようになったら、とにかく怖がらせたくねぇ。
恥ずかしいだろうし緊張もするだろうし…多分最初は痛てぇ思いさせちまうだろうけど、恐怖だけは与えたくねぇ。
いつもよりも疲れてんのか、少し口を開けて寝てるみさきの下唇にそっと触れると、唇が閉じて少しだけ俺の指が唇に挟まれた。
柔らけ…
開いてたせいか触った時は乾いてた唇の内側が、閉じたことで湿気を帯びて、濡れた粘膜の感じが指から伝わって下半身に血液が集まるのを感じた。
オーラルセックスが特別好きって訳じゃねぇけど、好きな奴の気が知れねぇ訳じゃねぇ。
口内とナカは割と似てる
やっぱ、食事とSEXは似てるな…
俺はみさきにイチゴを食わせられればそれでいい
“もっと”
“ほしい”
“ちょうだい”
甘い声でイチゴをねだるみさきはエロくて可愛くて、理性がぶっ飛びそうになるけどやらずにいられねぇ。
濡れた唇から指を離して触れるだけのキスをすると、みさきの鼻と俺の鼻が触れて、唇の柔らかさとは正反対の硬さが何故か愛おしくてたまらなかった
みさきは鼻が高すぎてヤダとか言ってっけど、俺的にこの高い鼻はすげぇ好き。
マジで俺好みの顔
あー…かわい…
ずっと見てられる
たまにピクピクと動く指を絡めて抱き寄せると、くったり力の抜けた軽い体がすんなりと俺の体に収まった。
ぴったりはまるこの感じがすげぇ好き
誰が何と言おうと俺の女はみさきだけだ