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最愛 【黒子のバスケ】

第24章 ヴェラザノ・ナローズ・ブリッジ


ハンナが全員のとこに送ったのに気づいたのはもう既読が4人になってからだった。


『ごめんね。間違えちゃった』

『全然いいよ!気にしないで。多分まだ誰も見てないでしょ』

「多分向こうはみんな見たよ……」

「あ、そうなの?じゃあ、あたしがドベなのみんなにバレたってことー?」

すっごい軽い…しかも気にするのそこ?!

そして、本当においしいらしく、今もあの白いドロドロのスープをスプーンで飲んでるし豚のアレ普通に食べてる

「平気なの?」

「うん。別に。最初はそんなの食べてるの青峰君に見られたらすっごい恥ずかしいとか思ってたんだけど、よく考えればただの食材だし、すごくおいしかったからなんかあたし的にはあんまり罰ゲーム感なかったよ。それに明日は普通に注文して食べるつもり」


処女って怖い。無知すぎる
煽ったあたしも悪いけどあんなの見方によってはただのエロ動画

あたしが初めてそういうことをしたのはもう10年くらい前だし、覚えてもないけど、こんなに無知だったっけ?

あたしもそんなに早いって訳じゃなかったけど、クラスメイトとそういう話になるとか経験した話を聞くとかはそれなりにあったから、ここまで何も知らないってことはなかったような気がする。

「美緒も食べる?食べたかったんでしょ?」

「うん。もらう」

みさきがさっき猛烈に卑猥な言葉を発しながら食べた卑猥な美容食

みさきが食べたところは結構大きかったしちょっとぽこっとしてるところが見えたからあれはきっと先端。

みさきは多分アレを見たことすらない

それなりの男女経験があると、アレは食材ってよりも……
さつきもハンナもそれを意識してるから嫌がるんだと思う。

あたしだって食べてみたいって思ったのは怖いもの見たさみたいなもんで、みさきみたいにただの食材なんて割り切るのはちょっとできない

「どっちがおいしい?」

「あたしは牛の方がおいしいかな。食感が煮足りない牛筋って感じなんだけど、あたしそういう食感が好きなの。豚も食感はこりこりしてるからおいしいけど、スープとの相性は牛の方がいいかな」


普通に食レポ
もはやこれをアレだとすら思ってない感じ

まぁ意識してたらあんな卑猥な動画にはならなかったはず



「どう?すごい美味しくない?」

「うん。おいしいね」




青峰さん、ごめんなさーい!
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