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最愛 【黒子のバスケ】

第24章 ヴェラザノ・ナローズ・ブリッジ


美緒もハンナもさつきもやっぱり不満はあって、それでもみんな仕事はきっちりこなしてる

みんなで不満ぶちまけてすっきりして、休憩してから約束の勝負。



絶対に負けられない戦いがある



じゃんけんで順番を決めて
さつき、あたし、ハンナ、美緒の順番でぐるぐる回していく。




勝負は3回



あたしはハンデをくれるって話だったけど、さっきの暴れ様なら心拍数は大丈夫って事で10から5に減らされた。



体格差があるとはいえみんな女の子だし、ハンデをもらえただけいいのかもしれない。

あたしたちはみんな物を殴るなんて習慣はないけど、このパンチバックは楽しい。


それぞれに1回ずつパンチしてあたしのハンデをプラスして

あたしとさつきが59で同率ドベ

ハンナが断トツ1位で美緒が2位



なんかハンナのパンチがすごく鋭いっていうか…本格的って言うか……



『ねぇ…ハンナ上手過ぎない⁉』

『あたし高校の時キックボクシングちょっとしてたから』

『えっ⁉⁉』



そんなの…聞いてない‼‼

「どしたの?」

「ハンナ、ティーンの時キックボクシングしてたって」

「「それはズルい‼‼‼‼」」

「ダッテ、きかなかったジャナイ?」



聞くわけないよ‼
だってハンナの体型でボクシングって全然想像つかない


さっきの美緒とかさつきと遊んでたときは本当に遊んでたってことね……


結局ハンナはマイナス10ポイントすることになって、あたしたちの仁義なき戦いは2戦目に突入した。



美容にも効果あるらしいし食べるのはいいけど、動画を撮られて青峰君に見られるなんてすっごい恥ずかしい。
なんか、食べてるとこ見られるのって元々ちょっと恥ずかしいのに、食べるのがそれっていうのは言いようのない恥ずかしさがある。

さつきとハンナは絶対食べたくないって言ってたけど、美緒はあたしと同じで、食べてもいいけど動画は見られたくないってことで4人とも必死


でも多分ハンナの負けはない

10ポイント引かれてもハンナは断トツ


今のところヤバいのはあたしとさつき


だけど最高値を競うからまだまだ可能性はある




食べてもいいけど動画は絶対見られたくない!
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